Dielectricマテリアルを使用する場合、屈折のある透過光の表現をコースティクスと呼ぶ。
コースティクスに対応したレンダリング方式(インテグレータ)を探してみた。
下に一覧を設けた。
VolumetricPathtracer(Extended)ではコースティクスは表現されない。
Time:24秒
PhotonMapping・・・あれ?出来ない。
コースティクスは表現されなかった。
本当はできるはず。
Time:7.6分
BidirectionalPathtraceではコースティクスを表現できる。
Time:2.1分
PrimarySampleMLTではコースティクスを表現できる。
Time:2.4分
PathSpaceMLTではコースティクスを表現できる。
しかも速かった。
Time:34秒
ガラス部分が他のインテグレータと異なるので反射回数に疑いを感じる。
Energy Redistribution Pathtracingではコースティクスは表現できた。
Time:8分
総評
コースティクスに関して速度と質が良かったのはPrimarySampleMLTだと思います。
PathSpaceMLTは速度が圧倒的に速いので状況によっては選択肢に入る。
EnergyRedistributionPathTracingは遅いけど一番きれいにできた。
コースティクスを表現したい場合はインテグレータの選択が重要になる。