本来のガラスはDielectricを使います。
屈折による光の透過を行うため、特殊なレンダリング方式(Bidirectional等)以外では反対側に光を透過しません。
そのため建築の板ガラス系の表現に向きません。
薄い板ガラスはThinDielectricを使います。
これは厚みがないので屈折によるコースティクスを表現しないのでVolPathなどのレンダリング方式で光を透過します。
透過しないレンダリング方式はAmbientOccultionとDirectIlluminationとPathtraceくらい。
すりガラスなどザラザラした透過表現はRoughDielectricを使います。
これはDielectricと同じで屈折による光の透過を行うため、特殊なレンダリング方式(Bidirectional等)以外では反対側に光を透過しません。
ということで基本的には建築におけるガラス表現はThinDielectricを使って
ガラスの厚みなど特殊な表現をしたいときとかに別なタイプを選択すると良いと思います。